絵本「でんしゃにのったよ」が好きな理由

福音館書店から出てる絵本「でんしゃにのったよ」(岡本雄司 さく)が好きです。

内容はとても単純で、3〜5歳くらいの男の子が母親と2人で電車を乗り継いで東京に住むいとこの家に遊びに行く道中を描いたもの。

何故わたしがこの絵本を好きかというと、絵が美しいからです。

全部をお見せしたいところですが、著作権的な問題があると思うのでほんの一部だけご紹介します。

作者の岡本雄司さんは木版画作家で、この絵本の絵は恐らく全て木版画なのでしょう。

わたしは普段それほど版画作品に親しんではいないのですが、色々な電車や風景などが、わたしがこれまで抱いてきた版画のイメージを覆されるほどとても細密というか緻密に描かれていて、美しいのです。
(ちょっと写りが暗くて分かりにくいですが)

一応この絵本は3歳〜となっていますが、うちの2歳4ヶ月の息子が1歳になる頃から何度も何度も楽しく読んでおり、今でも日に何度か「よんでー」と持ってきます。

子どもは気に入ったら何度も何度も読んで欲しいので、大人側にとっても何度読んでも苦にならない(ほど美しい)絵本というのは貴重でありがたいものですね。

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はしもとちえこ

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