ダーニングに使う道具、ダーニングマッシュルーム

ダーニングをするのに必要な道具は、
針、糸、はさみ。
それからキノコ型のダーニングマッシュルーム。
以上。
あまりあれこれと道具が要らないのも、
ダーニングの魅力だったりします。

今日はその中でもとっても特徴的な道具、
キノコ型がかわいい
ダーニングマッシュルームのことを紹介します。

こんな風に直したい衣類に当てて使います。

手に持って作業するタイプと、
台などに置いて作業するタイプがあります。

以前の記事にも書いたことがありますが、
わたしのダーニングマッシュルームは
ユザワヤで購入したクロバーのもので、
ハンドルタイプと台座と付け替えられて
とても便利です。

でも最近かなりボロボロになってきました。
かなりの高頻度で使っているからでしょうか。

写真では分かりにくいですが、
最近傘の部分がかなりささくれてきて、
薄く繊細な生地のものに
当てるにはちょっと怖い感じです。
一度ヤスリをかけてみたんですが、
すぐにまた細かい傷が沢山ついてきました。

ダーニングマッシュルームの材質によって
傷がつきやすかったりそうでなかったり
するのかもしれません。

ちなみに、塗装してあるものや
プラスチック製のものは、
とてもかわいらしいのですが、
作業中にかなりすべります。
塗りのないダーニングマッシュルームは
生地と適度に摩擦が発生するので
とても作業しやすいです。
初心者の方が買うなら、
塗りのないタイプがおすすめです。

さて、ダーニングマッシュルームって、
実は色々なもので代用できるんです。
ガチャカプセル、ボール、こけし、卵、電球、
中にはけん玉でダーニングしたという人も
いるようです。

わたしはまだダーニングマッシュルームを
持っていない頃、子どもが持っていた
ガチャカプセルを借りてやっていました。

ダーニングマッシュルームが入らない
小さいものや狭い部分には
精油のボトルや乾電池を
使ったこともあります。

ダーニングマッシュルームの傘よりも
ずっと大きな、デニムなどの穴を直す時には
キャンディのカンカンを使いました。

こういう時、ダーニングマッシュルームの
傘のゆるいカーブが、ダーニングをするのに
どれだけ助けてくれているのか、
とてもよくわかります。
フラットに近ければ近いほど、
やりにくいのです…。

今欲しいダーニングマッシュルームが
あるのですが、
近い将来手に入れることが出来たら
また記事にしたいと思います。

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かわいいお直し 装飾ダーニング研究家
はしもとちえこ

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